昨年の0大会に続き、記念すべき第1回でもスタッフとして、参加してきました。
ウルトラマラソンのスタッフは、とにかく時間が長いんですよ〜。4時集合の23時解散!みたいなスケジュールなんですけど、なぜかワクワクしてしまいます(笑)。
・・・でも、なんなんでしょうか・・・、久しぶりに仲間に会えるのも嬉しいし、大変そうなことに超ワクワクするなんて、やっぱウルトラマラソンが好きな人は、ポエムなのかな(←ドM・笑)!
第1回ではありますが、個性的なランナーのみなさんが全国から集まりました。
午前5時。コスプレ、ワラーチ、裸足などなどなんでもあり、フルのスタート前とかで見かける真剣にアップする人もおらず、「寒いね〜」とゆるゆるした雰囲気の中で始まりました。
私のお役目は、第1〜3エイドの通過確認用計測器を回収→本部→後半エイドに設置する、というお仕事です。簡単そうですけど(あ、簡単ですけど笑)、さすがにウルトラなんで、エイドへの距離もあったりして、車で町を走り回りました。車で走っていてもそこそこのアップダウンがあるので、ランナーさんには、やはりきついコースですね。とてもポエムです(笑)。
きついといえば、何と言っても、このコースの目玉の一つである「奥出雲おろちループ」。神話にちなんだのか、山を抜けるにはこの形だったのかはわかりませんが、登る登る登る。まわってるまわってるまわってる・・・。標高750m、83km地点の折り返しまで、ひたすら登っていく坂道。83km地点がが標高最高点ってどんだけポエムですかっ(←ドM)!後半のエイドは開設時間も長いので、スタッフさんは大変です。
83km折り返しエイド(三井野原駅エイド)の主任さんは、学生のスタッフさんに「君らがランナーに渡すのは、あったかいコーヒーと元気だ!」と声をかけておられました。・・・このエイド、夜になると2℃とかになるんですよね・・・。最後のスイーパーさんを送るまで、エイドスタッフのみなさん、ほんとがんばったと思います。お疲れさまでした。
書きたいことは、本当はもっといっぱいあるんだけど、今回初めての大会で、町の企画スタッフの方でウルトラマラソンを走ったことがある方は、いらっしゃらなかったと思います。
開催が決まってから、しまなみ街道のウルトラ体験ランをご一緒しましたけど、手探りのなか、エイドスタッフから食事など、たくさんのことを動かしていくのは、大変だったと思います。でもね、だからこそスタッフさん達の「いやー、すごいな!100km走るの⁉︎がんばってね!」という素朴な声かけや応援が効くんだと思う。みなさん、応援したい気持ちはハンパなくお持ちだから、それに田舎というバイアスがかかって、すごいすごいあったかいおもてなしになっていました。
延命水エイドでは、スタッフさん達が寒さと容赦なく吹き込む風に耐えながら、冷めないように、伸びないように、固すぎないチキンラーメンを出すには、いつお湯を入れるのが最適かという研究をしていらっしゃいました。こういう想いが伝わって、ランナーのみなさんもあったかい大会だった、と言ってくださったんだと思います。
・・・ちなみに、その熱いほどのおもてなしが、前夜祭でも繰り広げられ・・・。
町のみなさんからの大量の日本酒(笑)。田舎のおもてなしは料理に酒だよ!
そしてきっちり飲んでいるポエムなランナーさん達(笑)。
前夜祭から最後のゴールまで、盛り上がった、本当に素敵な大会でした。
16時間かけて行う、ウルトラマラソンという人生のチャレンジをサポートするウルトラのスタッフ。正直、ハマります。
来年も「スタッフで」行きたいなぁ(笑)。
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